婚活とは一体なんだろう?
婚活(こんかつ)という言葉が定着した。
仕事が終わったら、結婚相手を捜す活動に励む男女が増え、それを就職活動に例えたのが婚活と言うことらしい。
婚活という言葉からは、結婚に真摯な態度で臨む男女の姿が透けて見える。
結婚が人生において、非常に重要なものであるという自覚が、若い人にできていると言うことだろう。
昔は結婚というとお見合いがあり、見合い結婚が主流だった。
そして結婚生活というのは、恋愛感情とは関係なく、たとえ愛情がなくてもやり遂げないといけないものだった。
だからこそ離婚する割合は、先進諸国と比べても低かったし、離婚することは女性にとって恥と考えられてきていたわけだ。
しかし女性の社会進出が進み、女性経営者も増えた。
女性も経済力を持ち、離婚しても生きていけるようになったので、ので恋愛感情がなければ、結婚生活を続る必要もなくなった。
そんな時代に自分の望む幸せな結婚を、するための活動が「婚活」なんだという。
就職のために企業の情報集めたり、面接に行ったりする活動は、就職活動(就活)だが、この「就職」を「結婚」に置き換えたものだ。
積極的に就職活動するのと同じ様に、結婚も能動的に自分から結婚相手を探さなければ、良い結婚なんてできない時代になってきたわけだ。
結婚相手が見つからないわけ
良縁を求めて婚活を始めるわけだが、しかしいざ婚活を始めるにしても、何をすべきなんだろう?自分とともに豊かな人生を創っていく伴侶は、どこにいるんだろう?それを見つけるには、結婚相手と出会うチャンスを見つけて、たくさんの人と会うのが有効だと言うことだ。
世の中には様々な会社があるように、世の中には様々な異性がいる。
だがしかし自分が求めている人や自分に合う人と出会え、そして結婚できるかどうかは運次第だ。
なにしろまず自分に本当に合う人というのが、どういう人だかわからない。
そしてそういう人のタイプが分かったとしても、結婚にまでこぎつけるまでには様々な障害もあるし、タイミングというのもある。
株式市場なんかだと株の売買する必要がなくても、利益を求めて買ったり売ったりしている人がたくさんいるので、たいていの場合、条件に合う取引が可能だ。
しかし結婚という市場には、そういう人などいないから、自分に合う人と出会って結婚するのは至難の業なのだ。
となるととどのつまり、たくさんの異性と出会うチャンスを増やすしかない。
そうしてたくさんの異性と交流する中で、自分に合う人がどんな人で、どういう条件なら結婚できるか見つけ出すしかない。
変な話、婚活も数稽古が必要なわけだ。
そしてそのためには結局、そういう人が集まるところに行くしかないわけだ。